Monday, 17 October 2011

イチゴ農家ゼロからの再スタート。


沿岸部近くで見つけた家の跡地、ここにも暖かな人の暮らしがあったかと思うと
胸が痛みます...


ここもそうです、跡形のみ、ある日突然生活していた家も家財道具も、お金も
思い出や記念の品々も鉛筆1本も...全て無くなってしまう
そんな事あなたは考えられますか???


津波は海水だけじゃなくて土砂と流木や瓦礫を巻き込み破壊力を何十倍にも
倍増して流れ込んできます、この辺りに建てられたりっぱな家々は海水の波を
受けただけではこんな風にはなりませんよね。
津波の中を泳いで生き残った人達は本当に奇跡的です。


誰もいない海岸近くの地域で偶然家のかたずけをしている家のご主人の方に
会いました、ちなみにこの家、本当に奇跡的にここに残っています、津波には、
二階の窓の所まで飲み込まれています、周りにある家は崩壊、イチゴのビニールハウス
も跡形もありません。


指を指している所が二階の壁でこの場所まで津波があがって来た跡が残っています。
ちなみにご主人と奥さんは畑作業に出ていてここにはいませんでしたが、
二階にはペットにしていたウサギちゃんが...無事だったようです。
奇跡です...よかったねーうさぎちゃん!


家の前のイチゴのビニールハウスがあった場所、なーにも残っていません、
さらに一夏放置された農地は草が生えて荒れ放題...
遠くに見える松林、あの向こうが海岸です、横一線に並んで海岸線を守っていた
防災林も今はまばらにしか残っていません。

そして遠くに見えるシニア人達の為の施設、かなり大きな施設です、ここにいた方達は、
自力で走って逃げる訳にもいかず迎えのバスを待っている間に
全員津波に飲み込まれたそうです。


大きな瓦礫を取り除いた畑、しかし土の中には津波の運んできた残骸、ビニール
金属などが沢山残っていて、まだトラクターなどの機械を入れる事が出来ません
この土の中の瓦礫を取り除くには土を桑で掘り起こし一つ一つ丁寧に取り除くしか
ありません。 気の遠くなる様な作業です...


この見渡す限りの農地にはキレイにイチゴのビニールハウスが立ち並んでいたそうです。
しかし今はもう何もありません、瓦礫の混じった機械作業不可能な荒れ果てた農地が
そこに横たわっているのみです...負けるもんかーっ!!あー日が暮れるー


コツコツ一からやり直しますよー、と言って農地再生を約束してくれたご主人。
そんなイチゴ作り名人には是非がんばるTシャツ、力がみなぎります!!


今回偶然に出会ったご主人が釣りや登山がご趣味と言う事で意気投合!
仕事帰りに仮設住宅にオジャマして来ました...オジャマ虫です...


これは津波に流された思い出の写真、偶然誰かが拾って確保していてくれた物が
見つかりましたー! イチゴ狩りをするお孫さんの写真かなー


『前は海、後ろは山、やっぱりここの土地が好きなんだよーなぁ~
おれは畑でイチゴや野菜を作りたいんだー! 必ずまた作ってみせる!』
そう言って話を聞かせてくれました、釣りと登山が好きなご主人にはピッタリの
場所ですよね! こんな仲のいいご夫婦には、やっぱりがんばるTシャツ
もちろんペアルックでお願いしまーす。

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